blender ブレンダー チュートリアル

Step1-16「Blenderチュートリアル:下絵(ガイド)を表示させる方法について2」

ここでは、Step1-15「Blenderチュートリアル:下絵(ガイド)を表示させる方法について1」に引き続き、モデリングの際のガイドとなる下絵を配置する方法を確認します。前回の記事で触れた下絵(ガイド)を表示させる方法とは別の、今度は「エンプティ」(Empty)オブジェクトを用いて下絵(ガイド)を表示させる手順を確認します。

作業の流れ

  • モデリングするキャラクターやアクセサリの下絵を用意します
  • 下絵を配置する2つの方法について
  • 作業モード「オブジェクト・モード」で「エンプティ」(Empty)オブジェクトを追加する
  • 「プロパティ・エディタ」の「オブジェクト・データ」(Object Data)項目で下絵を設定・表示させる
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モデリングするキャラクターやアクセサリの下絵を用意します

今回利用する下絵も、前回の記事で利用したものと同じです。サンプル動画用に作成した簡易モデルの(Tポーズの正面図と側面図をキャプチャした)二面図です。

(※下絵として配置した場合に、キャプチャ画像だと背景の色が同じなので、配置した画像だと分かりやすいよう、枠をオレンジ色に彩色してあります)

フロントViewはこんな感じです。

Step1-16「Blenderチュートリアル:下絵(ガイド)を表示させる方法について2」

ライトViewはこんな感じです。

Step1-16「Blenderチュートリアル:下絵(ガイド)を表示させる方法について2」

下絵を配置する2つの方法について

さっそく、上記の二面図を下絵として配置していくわけですが、前回の記事で触れたように、Blenderでは、モデリングの際に下絵を配置する方法には以下の二つの代表的な方法があります。

  1. 「3DView・エディタ」の「プロパティ・シェルフ」にある「下絵(Background Images)」項目で表示させる
  2. 「エンプティ(Empty)」オブジェクトを追加・選択し、「プロパティ・エディタ」の「オブジェクト・データ(Objct Data)」項目で設定・表示させる

今回はその内、2の「エンプティ(Empty)」オブジェクトを追加・選択し、「プロパティ・エディタ」の「オブジェクト・データ(Objct Data)」項目で設定・表示させる手順を確認します。

作業モード「オブジェクト・モード」で「エンプティ」(Empty)オブジェクトを追加する

まず、Blenderを起動して直後にシーン内に配置されているCube(立方体)オブジェクトは不要なので、削除してください。

作業モードを「オブジェクト・モード」で3Dカーソルを原点に置き (ない場合はShift+Cで原点へ移動できます)、「Infoエディタ」の追 加>エンプティ>画像で追加するか、ショートカットキー「Shift+A」の追加メニューからエンプティ>画像を追加します。

トップViewはこんな感じです。

Step1-16「Blenderチュートリアル:下絵(ガイド)を表示させる方法について2」

この配置した「エンプティ」(Empty)オブジェクトに正面図を張り付けて、フロントViewから下絵として確認できるようにするために、エンプティ(Empty)オブジェクトをフロントViewの正面に向くように回転させます。

「回転・マニュピュレータ」で回転させたり、「ライトView」にして、ショートカットキー:「R」⇒「-90」を入力、またはプロパティ・エディタの回転項目に数値入力などで調節してください。

フロントViewとライトViewはこんな感じです。

Step1-16「Blenderチュートリアル:下絵(ガイド)を表示させる方法について2」

「プロパティ・エディタ」の「オブジェクト・データ」(Object Data)項目で下絵を設定・表示させる

作業モード「オブジェクト・モード」のまま、追加した「エンプティ・オブジェクト」を選択し、「プロパティ・エディタ」の「オブジェクト・データ」(Object Data)項目を選択して表示させます。

Step1-16「Blenderチュートリアル:下絵(ガイド)を表示させる方法について2」

表示された「エンプティ」(Empty)項目にしたがって、画像のパスを「開く」ボタンで、「不透明度」、「位置のオフセット」、「サイズ」等を調節します。

Step1-16「Blenderチュートリアル:下絵(ガイド)を表示させる方法について2」

これらの設定は前回の記事の「ツール・シェルフ」で「下絵」を表示させるのと同様です。

ただし、「ツール・シェルフ」で設定した時とは異なり、下絵を表示する「エンプティ」(Empty)オブジェクトは通常のオブジェクトと同様に動かすことができるので、直感的に位置を調節しやすいです。

以下の作例では、エンプティ(Empty)オブジェクトに下絵を表示し、ショートカットキー:「S」⇒「5」を入力して分かりやすいようサイズを大きくし、位置は「X軸のオフセット:-0.5」に設定して下絵の中点を原点に揃えています。

フロントViewの様子です。

Step1-16「Blenderチュートリアル:下絵(ガイド)を表示させる方法について2」

同様にして側面図も「エンプティ」(Empty)オブジェクトを追加・選択し、「プロパティ・エディタ」の「オブジェクト・データ」項目で表示の設定を行います。

以下は側面図も同じように追加し、「位置」や「サイズ」を調節したものです。

Step1-16「Blenderチュートリアル:下絵(ガイド)を表示させる方法について2」

視点をずらし回転してみると分かりますが、フロントViewやライトView以外のときも下絵は表示がされます。

対して「プロパティ・エディタ」の「下絵」項目で下絵を表示した場合は、平行投影(Orthographic)時で下絵を指定したViewの時のみにしか表示できませんでした。大きな違いです。

どちらの方法で下絵を表示するのが適切なのかは、制作の過程で異なってくると思いますが、どちらも一度試して確認することをオススメします。

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photo by: ghostcero

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